【パキスタン】イスラム教行事に約1万人参加、多くがマスクを着けていなかった、コロナ感染拡大懸念
パキスタン東部ラホールで4日、イスラム教シーア派行事があり、当局の推計で8000~1万人が参加した。密集して行進する参加者の多くがマスクを着けていなかった。隣国インドで、同様の祭りが感染爆発の要因になったとみられていることから、パキスタンでも感染拡大を懸念する声が上がっている。預言者ムハンマドの養子アリを記念するこの行事に先立ち、連邦政府は大人数での集会を禁じる通告を出していたが、地元の宗教指導者らとの協議で同意が得られなかった。