【インド】コロナで貧困層2億3000万人増加、第2波でさらに深刻化か
インドで昨年の新型コロナウイルスの流行により、貧困層が約2億3000万人増加したことが、5日に発表された研究で明らかになった。最も大きな打撃を受けたのは若者と女性で、現在の第2波で事態はいっそう深刻化する恐れがある。南部ベンガルール(旧バンガロール)のアジム・プレムジ大学が発表した研究報告書によると、昨年3月から数か月続いた厳格なロックダウン(都市封鎖)で約1億人が失業し、うち約15%は昨年末の時点でも就業できていなかった。