【空間除菌】「クレベリン」バブル崩壊、大幸薬品が赤字転落 打開策はペット用?
大幸薬品が5月7日に発表した2021年12月期第1四半期(1~3月)の連結営業損益は、約2億円のマイナスと大幅に悪化した。新型コロナウイルスの感染拡大以降、業績を牽引した空間除菌剤「クレベリン」の売れ行きが落ち込んだためだ。積極投資が裏目に?
売上高は前年同期比21.3%減の約32億7000万円、本業のもうけを示す営業利益は1億9000万円の赤字(前年同期は5億6000万の黒字)、当期純利益は1億4000万円の赤字(同2億7000万円の黒字)と、前年同期から一転、大幅に悪化した。