9割以上変異ウイルスに抗体 “ワクチン2回”の日本人100人
新型コロナウイルスのワクチンを接種した人の9割以上が、変異ウイルスに対する抗体を持っていたことがわかった。横浜市立大学の研究チームは、ファイザー製のワクチンを2回接種した日本人のおよそ100人を対象に、変異ウイルスに対する中和抗体ができているかを調査した。この「中和抗体」とは、どんなものなのか。新型コロナウイルスは、体内に入り込んだコロナウイルスと細胞が結合することで感染が引き起こされるが、中和抗体は、それを結合しないように防いでくれる働きがある抗体。