【東京五輪】ドイツ紙 「ワクチン、完全に接種されたのは日本の人口の3%強だけ。さまざまな変異体が世界的に広がる可能性がある」
開幕まで残り50日を切った東京五輪を巡り、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(71)の発言が海外でも大きな話題となっている。尾身会長は、2日の国会で「今の状況でやるというのは普通はない」と、強行開催に突き進む日本政府の動きを批判。しかし、丸川珠代五輪相(50)は「全く別の地平から見てきた言葉を言っても、なかなか通じにくい」と話すなど、与党内の官僚たちはすぐさま〝尾身発言〟の火消しに走った。