【国際】「この少年を調教して犬にしよう」 ナチスに「四足歩行の犬」にされたユダヤ人少年、“死の天使”の人体実験だったのか
アウシュビッツで人体実験を行う「死の天使」として恐れられたヨーゼフ・メンゲレ医師に、犬になることを強要された少年がいたという記録が残っている。四つん這いで走り、吠え、ユダヤ人を嚙みちぎるよう調教された少年の壮絶な人生を、本人の証言とともに振り返る。■17年前に発見された衝撃の証言録
「メンゲレの犬」──これはイスラエルにあるホロコーストとユダヤ人の抵抗の歴史博物館「ゲットー・ファイターズ・ハウス」のアーカイブで、17年前に発見された衝撃的な証言録のタイトルだ。