【石川】天皇陛下、41年前の和歌「ももとせの昔帝の見ましけむ白山にして我登りゆく」 白山比咩神社、石碑に
白山市三宮町の白山比咩神社の境内に、天皇陛下が親王時代に霊峰白山を詠んだ歌碑が完成し、二十九日、同神社の氏子崇敬者総代らを招いて除幕式があった。縦一・七メートル、横二・一メートルの大きさで、重さ約十トン。同市白峰の手取川上流で採石された砂岩の巨石を積み上げている。一九八〇(昭和五十五)年、同神社を参拝し、白山にも登られた折の気持ちを表したお歌「ももとせの昔帝(みかど)の見ましけむ白山にして我登りゆく」を刻んだ。