【執行猶予になる殺人】「今日死ぬか」「ええよ」のやりとりで妻殺害→裁判官「長く尽くした。自分を第一に、体を大事に、心穏やかに」
2021/07/03 07:16
介護していた妻(当時80歳)の承諾を得て、殺害したとして承諾殺人罪に問われた広島市安佐北区、無職村武哲也被告(72)に対し、広島地裁は2日、懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役3年)の有罪判決を言い渡した。水越壮夫裁判官は、がんの闘病生活を送りながら老老介護を続け、心身が疲弊した状態だったとし、「酌むべき点があり、強く非難することは出来ない」と述べた。