【社会】親の介護や障害を持つ家族の世話をしながら生活する子供「ヤングケアラー」実態調査へ
家族の介護やケアを担う子どもたち、いわゆる「ヤングケアラー」を支援するため国は、都道府県や政令指定都市に実態調査を行うよう促しています。こうした中、NHKが自治体に取材したところ7割が調査の予定がないと回答し、自治体ごとに対応の差が出ていることがわかりました。家族の介護や心のケアなどを担っている子どもは「ヤングケアラー」と呼ばれ、昨年度、国が行った調査では中学生の17人に1人にのぼることが明らかになり、国はより具体的な支援を行うため、詳しい実態調査を行うよう都道府県や政令指定都市に促しています。