【フィジー政府】全労働者にコロナワクチンの接種を義務付け 「ワクチンを打たなければ、仕事はできない」
南太平洋の島国フィジーのボレンゲ・バイニマラマ首相は8日、全労働者に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付ける計画を明らかにし、「ワクチンを打たなければ、仕事はできない」と厳しいメッセージを発した。フィジーではこのところ感染力の強い新型コロナウイルス変異株「デルタ株」の感染が急拡大している。バイニマラマ首相は、公務員は全員8月15日までに1回目の予防接種を受けなければ休職処分を受け、11月1日までに2回目の予防接種を受けなければ解雇されると発表した。