【特定避難勧奨地点の解除】福島県南相馬市の住民が、放射線量の高い地域への帰還を余儀なくされている
福島第一原発の事故を巡り、福島県南相馬市の住民が、「特定避難勧奨地点」の解除で、放射線量の高い地域への帰還を余儀なくされているなどとして、国を訴えた裁判で、東京地裁は住民の訴えを退ける判決を言い渡しました。この裁判は、福島県南相馬市で「特定避難勧奨地点」に指定されていた地域に住んでいた住民など、およそ800人が、放射線量が高いにもかかわらず指定が解除されたことで、帰還を余儀なくされているとして、解除取り消しと損害賠償を求めていたものです。