【#五輪をどうする】「昭和の亡霊五輪」は盛り上がる? モーリーさんの不公平感
松本晃
新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、東京オリンピックの開幕に向けたカウントダウンが進む。不完全な形でも開催に突き進む姿。タレントで国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンさん(58)には、1964年東京五輪の成功を「昭和の亡霊」のように引きずっているように映る。なぜか。【聞き手・松本晃】今の状況での五輪の開催は政治とスポンサーの都合で動いていて、アスリートの戦い、元々の五輪の精神が二の次になっている。