【岐阜新聞】池田町の妙勝寺で両親を亡くした13歳少女が得度式 10年かけて7代続く寺の住職を目指す
岐阜県池田町六之井の妙勝寺で27日、得度式があり、名古屋市北区の中学2年生熊澤李桂さん(13)が僧侶としての一歩を踏み出した。熊澤さんは、同所で7代続く「老松寺」の住職を務めていた父の故秀一さんの後継者として、今月に亡くなった母美都子さんへの思いも背負って学業と両立しながら仏門の道を歩む。秀一さんの次女に当たる李桂さんは、父から将来について言われたことはなく、寺との関わりはお経を読む際に手伝いをする程度だった。