【東京】抗がん剤180錠窃盗疑い 警視庁、薬剤師の男逮捕
東京都品川区にある元勤務先の薬局に侵入し、計約170万円相当の抗がん剤180錠を盗んだとして、警視庁荏原署は2日までに、窃盗と建造物侵入の疑いで薬剤師の野本一定容疑者(43)=大田区北嶺町=を逮捕した。署によると、野本容疑者は平成30年3月~令和3年4月まで同薬局で勤務。昨年3月ごろに薬剤部門の責任者になり「このころからこれまでに10回ぐらい薬を盗んで転売した」「(転売で得た金で)投資目的のマンションのローンを支払った」などと供述している。