【アストラゼネカ製ワクチン】2回接種により、血栓症の発生リスクが高まることはない、発生率は、未接種の人たちの間と同じレベル
ごくまれではあるものの、接種後に血栓症を発症した人がいると報じられ、多くの国が使用を控える動きをみせてきた英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、新たな研究結果が7月27日、医学誌ランセットに発表された。公表されたデータによると、アストラゼネカ製ワクチンに必要とされる2度目の接種により、これまでに報告されている「血小板減少を伴う血栓症(TTS)」の発生リスクが高まることはないという。