【米国】家賃滞納者の立ち退き猶予措置が期限切れ、1500万人超に影響
新型コロナウイルス禍で家賃が払えなくなった人向けに米政府が設けていた立ち退き猶予措置が、7月末で期限切れとなった。数百万人の借り手が住む場所を失う恐れが出ている。立ち退き猶予措置を巡っては、バイデン大統領が29日、新型コロナのデルタ型変異株の感染拡大を踏まえ、延長するよう議会に要請していた。疾病対策センター(CDC)は昨年9月、新型コロナの感染拡大阻止とパンデミック(世界的大流行)下でのホームレス防止のため、立ち退き猶予措置を導入。