【裁判】わざと川に車転落。脱出できなかった男性、助け求めるも死亡。脱出した元少年、笑いながら動画撮影して放置。さいたま地裁
車両保険金をだまし取るために車を川に転落させ、同乗者を溺死させたとして、傷害致死の罪に問われた当時19歳の元少年(20)の裁判員裁判の論告求刑公判が3日、さいたま地裁(任介辰哉裁判長)で開かれた。検察側は懲役4年を求刑、弁護側は懲役3年、執行猶予5年を求めて結審した。判決は6日。論告で検察側は、同じく傷害致死罪で起訴された21歳被告の指示を受け、車から仕事道具を下ろすなど準備行為をしており、「犯行に重要な役割を有し、積極的に関与した」と指摘。