【医療】後発薬(ジェネリック)、自主点検で相次いで不備発覚 出荷停止も-日医工、小林化工の他に共和薬品、東和薬品でも
後発医薬品メーカーで製造上の不備の発覚が相次いでいる。共和薬品工業(大阪市)はビタミンD製剤の出荷を停止し、東和薬品は抗生物質を自主回収する。日医工や小林化工(福井県あわら市)の品質不正を受けて各社は製造工程の点検を順次進めており、ほかの治療薬でも供給の混乱が生じるおそれがある。共和薬品工業は骨粗しょう症などの治療に使うビタミンD製剤「アルファカルシドール」の出荷を7月から停止している。