【ワシントン・ポスト】銃弾6発を受けても 「コロナ満床」で手術を10日以上も待たされる
ジョエル・バルデスがテキサス州ヒューストンの病院に運ばれたのは、新型コロナウイルスに感染したからではない。だが彼は、コロナ急拡大の余波を、身をもって体感せずにはいられなかった。8月6日、バルデスは不運にも、スーパーの駐車場でもめていたカップルの痴話げんかに巻き込まれて、6発の銃弾を受けた。ベン・タウブ病院に搬送されたが、コロナでICU(集中治療室)が満床のため、手術を10日以上待たされることになったという。