【飛べるナ】グラフェンで「カエルの磁気浮上」
ノーベル物理学賞受賞「炭素新素材グラフェンに関する革新的実験」ガイム博士が2004年に発見した「グラフェン」は、厚みが原子1つ分(0.38ナノメートル)の炭素シート。300万枚重ねてやっと1mmという超極薄ながら、強度は鉄の100倍で弾性は6倍の「強くてしなやか」な理想的性格。透明で電気も熱もよく通すため、半導体やセンサー、タッチパネル、太陽光電池などへの応用はもちろん、量子物理学やバイオテクノロジーにも革新をもたらす可能性に満ちているそうです。