【社会】増え続ける子どもの自殺、改善のキーワードは「居場所」
〇今年も9月1日がやってきた
夏休みが明ける9月1日は子どもの自殺が1年で最も多い日として知られています。今年もその日がやってきました。残念ながら、子どもの自殺は増え続けています。2019年は399人、2020年は499人の児童生徒が命を絶ち、過去最多を大きく更新する自殺数となってしました。そしてさらに残念なことに、2021年は1~7月の自殺数が270人となり、2020年の同じ時期を1割以上上回るペースで推移してしまっています。