【教育】さいたま地裁 教員の残業は労働基準法上の時間外労働にあたると認めるも残業代や賠償金の支払いは認めない異例の判決
教員の残業代支払いめぐる訴訟、原告の請求退ける さいたま地裁10/1(金) 14:30
教員の時間外労働に残業代が支払われないのは違法だとして、埼玉県の公立小学校教員の男性(62)が県に未払いの賃金約240万円を求めた訴訟の判決が1日、さいたま地裁であった。教員の残業が労働基準法上の時間外労働にあたるかが争われた初めての裁判だったが、石垣陽介裁判長は労基法上の法定労働時間の規制を超えた労働があったとした上で、賃金や賠償金の支払いは認めなかった。