衆院解散から5日で衆院選へ、「ご祝儀相場」狙いの最短日程 31日投開票の背景は?
岸田文雄首相は4日、今月14日に衆院を解散し、衆院選の日程を19日公示・31日投開票とする方針を明らかにした。解散から、わずか5日後に選挙戦へ突入する強行日程だ。新政権の発足直後は世論の支持を得やすいとされる「ご祝儀相場」のうちに信を問う方が有利だと判断した。新型コロナウイルスの感染状況が再び悪化する可能性も視野に、当初の想定を1、2週間前倒したが、野党が要求した予算委員会の開催見送りが確定し、国会軽視の批判も出そうだ。