医師実刑、二審判決を見直しか 手術後の女性患者にわいせつ行為
最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は16日までに、東京都足立区の病院で2016年、手術後の女性患者にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた医師関根進被告(45)の上告審弁論を来年1月21日に開くと決めた。一審の無罪判決を破棄し、懲役2年の実刑とした二審東京高裁判決を見直す可能性がある。二審判決は、16年5月10日、非常勤の外科医として勤務していた病院で、30代女性の乳腺腫瘍摘出手術を担当した後、4人部屋の病室で胸をなめたと認定した。