【訃報】認知症診療の第一人者 長谷川和夫さん、認知症を公表して死去
日本の認知症診療の第一人者として知られ、みずからも認知症になったことを公表していた精神科医の長谷川和夫さんが今月13日、老衰のため亡くなりました。92歳でした。長谷川さんは愛知県出身で、大学を卒業後、精神科の医師となり1973年に聖マリアンナ医科大学の教授になりました。1974年には、認知症の疑いがあるかを調べるテスト形式の検査「長谷川式簡易知能評価スケール」を開発し、その後、改訂されたこの検査は今も診療の現場で広く使われています。