値上げラッシュが家計直撃…「モノが安い国・日本」はいよいよおしまい 「給料は上がらないが物価だけ高くなる地獄」へ
いま日本は「モノが安くて過ごしやすい」状態だ。寿司チェーンの「くら寿司」は、日本では1皿110円の商品が主体だが、アメリカで展開する「くら寿司USA」は、1皿3.15ドル(2021年11月13日現在の為替では359円)と3倍以上に設定されている。株価やエネルギー価格の高騰…物価騰貴の恩恵を受けるのはスポーツ界でも経営陣だけ「くら寿司」は値段の開きについて、「(日本と比べて)人件費が高い」からだとする。