3回目接種の方針で国が二転三転 吉村知事ら首長から相次ぐ困惑の声
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が国内でも確認される中、医療従事者を対象としたワクチンの3回目接種が1日、国内各地で始まった。接種を担う自治体では高齢者ら一般の人を対象とした接種態勢の準備も進むが、二転三転した国の接種時期をめぐる方針に困惑の声も広がる。3回目接種のタイミングについて、厚生労働省は当初、「2回目接種からおおむね8カ月以上後」としたが、同省の分科会は「6カ月以降」に自治体の判断で前倒しできるとした。