【米国・欧州連合】「台湾と協力深化」 高官協議で一致 民主主義を共有してきた欧州諸国との協力が不可欠
米国と欧州連合(EU)は3日、米首都ワシントンでインド太平洋政策に関する高官協議を開いた。台湾海峡の安定を促し、台湾と協力を深めていく考えで一致した。アジア諸国との協力強化を「戦略的利益」と強調した。米国はシャーマン国務副長官、EUは欧州対外活動庁のサンニーノ事務局長が出席した。共同声明で「台湾海峡の安定と現状についての関心を再確認し、それぞれの『一つの中国』政策に沿って台湾との協力を深めるという共通の関心に言及した」と説明した。