【子宮頸がん】ワクチン接種率の低下により新潟市の2000年度生まれの女性のHPV感染率が有意に高くなった・・・新潟大学の調査
新潟大学の関根正幸氏らは、2014~20年度に新潟市で子宮頸癌スクリーニングを受けた20~21歳の女性を対象に、16/18型のヒトパピローマウイルス(HPV)感染率を調べ、HPVワクチンの接種率が高かった1994~1999年度生まれの女性では感染率の減少が見られていたが、積極的勧奨が中止された年に対象年齢になった2000年度生まれの女性では感染率が有意に高くなり、HPVワクチンが登場する以前のレベルに戻っていたと報告した。