【国際】有機フッ素化合物PFAS廃棄を禁止 米下院可決「米兵や家族の健康を守るため」
【平安名純代・米国特約記者】米下院は7日、2022米会計年度(21年10月~22年9月)の国防予算の大枠を決める国防権限法案を賛成363、反対70で可決した。国防総省に、有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が含まれている泡消火剤の廃棄を禁じる条項などが盛り込まれた。同条項は、泡消火剤が基地施設内や周辺地域にPFAS汚染を拡大させたとして、米環境保護局(EPA)が泡消火剤と汚水などの焼却処分に関する規則を発表するまで、国防総省による焼却処分を禁じる内容。