中国産の藁を食べて美味しく育つ松阪牛、その藁高騰で経営苦しく
コンテナ不足で“松阪牛が悲鳴”
新型コロナウイルスの影響の長期化に伴う世界的なコンテナ不足と運賃の高騰で中国から牛のえさとなるわらの輸入が滞り三重県特産のブランド牛、松阪牛の生産者からは「こうした状況が続くと経営ができなくなる」と悲鳴が上がっています。UNCTAD=国連貿易開発会議が11月に公表した報告書では、コンテナ運賃の高騰は、2020年の後半から始まり、コンテナだけでなく労働者の不足もあって各地の港が混雑し、輸送の遅れにつながっていると指摘しています。