【訃報】ツツ元大主教死去、南アの人種隔離撤廃に尽力 84年ノーベル平和賞
2021年12月27日10:05 午前UPDATED 1日前
By Reuters Staff
南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)撤廃に尽力し、1984年にノーベル平和賞を受賞したデズモンド・ムピロ・ツツ元大主教が26日、ケープタウンで死去した。90歳だった。アパルトヘイトへの反対で非暴力主義を貫いたことで知られ、民主化が実現した後の95─99年、マンデラ政権下で、旧白人政権下での人権犯罪の実態を明らかにする「真実委員会」の委員長を務めた。