【社会】少子化で定員割れの保育所が増加…厚生労働省「預かり事業や子ども食堂併設で倒産回避を」
少子化による定員割れで存続困難な保育所が増える心配があるとして、人口減少時代に向けた保育所のあり方を議論してきた厚生労働省の検討会が3日、政府への提言書をまとめた。保育所に通っていない子どもの預かり事業といった「多機能化」で、保育所の持続可能性を高める方策を検討するよう求めている。具体的には、定員に余裕のある保育所では、そこに通っていない3歳未満の子どもを週1、2回、一時預かりする事業をしたり、子ども食堂を併設したりする「多機能化」を検討するよう提言。