【新型コロナ】オミクロンは短期間で欧米やアジアに拡大したにも関わらず、ワクチン接種率の低いアフリカ大陸で広がっていません
Science誌の記事の議論で欠けている疑問点もいくつかあります。アフリカのワクチン接種率の低さは事実ですが、むしろアフリカ大陸ではコロナウイルス感染が大きな問題にはなっていません。さらに、オミクロンは短期間で欧米やアジアに感染を拡大したにも関わらず、アフリカ大陸で広がっていません。武漢型コロナウイルスをベースとして開発されたコロナワクチンはそれを回避する変異株の進化を促すと考えられますが、オミクロンはまさにコロナワクチン回避に適応した変異を獲得しています。