カザフスタン前大統領、出国か…旧ソ連末期から実権掌握してきた「国父」
カザフスタンのニュースサイト「オルダ」は7日、関係筋の話として、ヌルスルタン・ナザルバエフ前大統領(81)が家族と共に出国したと報じた。行き先などは伝えていない。ナザルバエフ氏は、ソ連時代末期の1990年から政治実権を握り「国父」とされてきた。カザフスタンのヌルスルタン・ナザルバエフ前大統領=AFP時事カザフで続いているデモでは、2019年の大統領退任後も事実上の「院政」を敷いたナザルバエフ氏の政界引退を求める声が強まっていた。