産地偽装疑いアサリ 8割は熊本経由せず 流通ルート解明へ ★3
熊本県産として販売されているアサリの大半に外国産が混入している問題で、熊本県は、産地偽装の疑いがあるアサリの8割程度が、同県を経由せずに流通している可能性があることを明らかにした。農林水産省と同県は連携し、流通ルートをさかのぼって実態解明を急ぐ方針だ。農水省の調査では、2021年10月~12月の3カ月間で、全国の小売店で熊本県産として販売されたアサリの推計量は2485トンに上り、その97%に外国産混入の可能性が高いことが判明した。