造成のために埋め戻された、日本初ロケット戦闘機「秋水」 燃料貯蔵庫掘り返し初公開へ 完成急ぐため下水道管をそのまま利用した逸品
日本初ロケット戦闘機「秋水」燃料貯蔵庫 初公開へ 千葉 柏
太平洋戦争末期に長野県などでひそかに開発が進められた、日本初のロケット戦闘機、「秋水」の燃料貯蔵庫が、千葉県柏市で掘り起こされ、21日、構造の確認などが行われました。今後、貴重な戦跡として一般に公開される見通しです。「秋水」は、アメリカ軍の爆撃機「B29」を迎撃するためにひそかに開発が進められた、日本初のロケットエンジンを搭載した戦闘機で、実用化に至らなかったことから「幻の戦闘機」とも呼ばれています。