【ノアの方舟】文明滅亡後の人々へ。メッセージを詰めた「ブラック・ボックス」、豪タスマニアに建設…
現代の「ノアの箱舟」は後世に何を残すのか
鋼でできた「地球のブラック・ボックス」は、縦4メートル×横10メートル×奥行き3メートルほどの大きさ。簡単には破壊されない堅牢な造りで、人類よりも長く存在できるよう設計されているという。既に、2020年にスコットランドで開催されたCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)の会議の音声や関連データから記録し始めているというが、収集するデータは、気温や海水温度、大気中の二酸化炭素含有量をはじめとする、気候に関連するものだけでないようだ。