【しづ心なく】恐竜の絶滅は春に始まった、小惑星が地球に衝突した6600万年前の季節をついに特定
■衝突直後に死んだ魚の化石を分析、秋だった南半球のほうが生物に有利?約6600万年前に恐竜の時代を終わらせた小惑星の衝突は、北半球の春に起きた可能性が高いことが、衝突後1時間以内に死んだと思われる魚の化石を分析することで判明した。この化石は米国のノースダコタ州で見つかった。2月23日付けで学術誌「ネイチャー」に発表された論文によれば、化石の骨に残る成長パターンから、魚は餌が豊富になって成長が加速した時期に死んだことがわかるため、衝突の季節は春だったと推定される。