【国防】軍事社会学者「米国に頼り切りの「核シェアリング」は日本の属国化をますます進めるだけ」
アメリカにとっては「一石二鳥」
アメリカ軍やシンクタンクなどの対中強硬派が日米核シェアリングの実現を期待しているのは、東アジア海域(東シナ海・台湾・南シナ海)での通常戦力においてアメリカ軍が中国軍に対して劣勢になりつつある現在、ごく当然な態度と言えよう。(米軍が置かれた状況についての解説を中略)このような状況下で、日本の元首相が日米核シェアリングを公言し出したのだから、アメリカの対中強硬派が歓迎するのも無理はない。