【対案】国民民主党、経済安保で対案提出 食料、エネルギーも対象に 「政府案に欠けている基本的な枠組みを提示する法案だ」
国民民主党は11日、岸田政権肝煎りの経済安全保障推進法案の対案となる議員立法を参院に提出した。重要物資の安定供給やインフラ事業の人材育成・確保などを国に義務付ける内容。大塚耕平政調会長は記者団に「政府案に欠けている基本的な枠組みを提示する法案だ」と強調した。国民が提出した「経済安全保障基本法案」は、原材料や部品などの生産財や生産設備に加え、エネルギー・鉱物資源、食料、医薬品・医療機器を重要物資と位置付けた。