【経済】米国、金融引き締め加速へ パウエルFRB議長、0.5%利上げ示唆「インフレ率高すぎる」
米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は21日、ワシントン市内で講演し、「インフレがあまりに高過ぎる」と述べ、物価安定を取り戻すため、金融引き締めを進める考えを示した。今後の政策会合で「0.5%の利上げが適切なら実施する」と大幅な金利引き上げの可能性を示した。FRBは先週、0.25%の利上げに踏み切り、新型コロナウイルス危機対応で2年間維持した事実上のゼロ金利政策を解除した。