【英オックスフォード大調査】コロナウイルスに感染した人は感染していない人に比べて、嗅覚に関係する脳の組織の損傷度合いが大きかった
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新型コロナウイルスに感染すると、脳が萎縮したり、認知機能が低下したりするリスクの高まることが欧米や中国からの報告でわかった。AERA 2022年3月28日号の記事を紹介する。英オックスフォード大学などの研究チームが3月上旬、英科学誌「ネイチャー」に発表した論文によると、新型コロナウイルスに感染した人は感染していない人に比べて、脳の大きさの萎縮や脳神経細胞の数の減少が大きく、嗅覚に関係する部位の組織の損傷も大きかった。