5歳から11歳にワクチン53万4000回接種 副反応が疑いが16人 症状が重かったのは2人だが回復か軽快 14人は「血管迷走神経反射」
5歳から11歳の子どもを対象にしたワクチンはことし2月下旬に接種が始まり、厚生労働省によりますと、今月1日までに推定で53万4000回余りの接種が行われました。この間に合わせて16人で、副反応が疑われる症状が報告されたということです。症状が重かったのは2人で、このうち7歳の男の子は心臓の筋肉や膜に炎症が起きる「心筋炎」や「心膜炎」、それにウイルス性の咽頭炎と診断されたということです。