【光市母子殺害】大月(福田)孝行死刑囚(41)の第2次再審請求を棄却 死刑囚側は決定を不服として異議申し立て―広島高裁
山口県光市で1999年に起きた母子殺害事件で、殺人などの罪で死刑が確定した大月(旧姓福田)孝行死刑囚(41)の第2次再審請求について、広島高裁(伊名波宏仁裁判長)が今年3月末に退ける決定をしていたことが25日、分かった。死刑囚側は決定を不服として、同高裁に異議を申し立てた。伊名波裁判長は3月31日付の決定で、死刑囚側が新たな証拠として提出した報告書など9点について、「確定判決の犯罪事実の認定に合理的な疑いを生じさせ得るものではない」と指摘した。