【教育】今日本の学校教育で重視される「探究」学習─複雑化する社会に対応するには、自ら問いを立て情報を集め、考え、行動する力が必要
(中略)
今、日本の学校教育は、明治以来といわれる大きな改革が行われようとしています。そのキーワードが「探究」です。「探究」とは、辞書で引くと「物事の意義・本質などをさぐって見きわめようとすること」(三省堂『大辞林』)とありますが、学校で行われる探究型学習は、「正解を暗記する勉強法ではなく、自ら問いを立てて、課題を解決するために情報収集をし、みんなで意見を出し合い、解決へと導く能力を育んでいく学習」のことを言います。