「動画見るな」ボイコット運動のYouTuberに賠償命令 東京地裁
パチンコ動画を配信するユーチューバーが、自身の配信動画を見ないよう「ボイコット運動」を起こされて収益が減ったとして、別のユーチューバーに300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は24日、275万円の支払いを命じた。藤沢裕介裁判長は「自由競争の範囲を逸脱し悪質だ」と批判した。判決によると、原告と被告はともにパチンコで遊ぶ様子を配信する「パチンコ系ユーチューバー」で、動画配信サイト「ユーチューブ」のチャンネル登録者数は原告が約30万人、被告が約108万人いた。