小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った砂から20種以上のアミノ酸 「左手型」と「右手型」が同じ割合
探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの試料から、アミノ酸など複数の有機物が見つかったことが関係者の話でわかった。一部は生命の材料に使われる物質で、生命の起源の謎を解く鍵になる可能性がある。はやぶさ2が地球へ持ち帰ったリュウグウの試料は、小さい粒子や石など計約5・4グラムある。顕微鏡などを使った非破壊観察で、炭素や窒素を含む化合物の特徴が見つかっていたが、どんな物質かは特定できていなかった。