「マスク外すのためらう子も」児童20人熱中症疑い…強制できず指導に悩む教育現場 福井市の小学校、校外学習で搬送
6月17日に児童20人が熱中症疑いで搬送された福井県福井市の湊小学校では、校外学習の移動時に担任らがマスクを外すよう指導したものの全員が外すことはなかったという。福井市教育委員会の担当者は「マスクを着けることに慣れて、外すのをためらう子もいる。強制もできず悩ましい」と話す。体温調節機能が未熟な子どもは大人より熱中症のリスクが高く、小児科医は「マスクだけでなく、水分補給などの対策を子どもたちに繰り返し説明してあげることが大切」と強調する。