コロナ急拡大、オミクロン新派生型「BA・5」の影響か ワクチンや感染で獲得の免疫逃れる力大きく
鹿児島県内では6日の新型コロナウイルスの新規感染者が前週の2倍以上となり感染が急拡大している。感染者は全国的に増加傾向で、専門家はより感染力が強いとされるオミクロン株の新たな派生型「BA・5」への置き換わりを指摘。夏に向けて感染がさらに広がる可能性があり、基本的な感染対策の継続を呼び掛ける。感染症に詳しい鹿児島大学大学院の西順一郎教授によると、「BA・5」は最近まで主流だった「BA・2」に比べ、ワクチン接種や感染で獲得された免疫を逃れる力が大きい。